業務委託契約を結ぶ前に危ないクライアントを見分け方をチェック

業務委託契約相談所

危ないクライアントの見分け方

危ないクライアントの見分け方

フリーランスで働いているシステムエンジニアの方にとって仕事を発注してくれるクライアントはとてもありがたい存在だと思います。どのようなクライアントであってもきちんと仕事をして信頼関係を築いていくことが大切ですが、中にはどうやっても信頼関係を築けなさそうな危ないクライアントも存在します。良いクライアントだけではなく危険なクライアントも存在するというのがIT業界に関わらず世の中の現実です。このようなクライアントと仕事をすると、時間が余計にかかったり、ストレスを感じて仕事をするのが嫌になってしまったり、報酬をまともにはらってくれないケースもあり良いことはありません。優良案件を発注してくれるクライアントと請負仕事の業務委託契約を結ぶために、危ないクライアントとの見分け方を学びましょう。

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連絡が遅い

まず「連絡が遅いクライアント」には注意が必要です。もちろん相手も自分以外の人とも仕事をしていますし、自分と同じように忙しいのは理解できます。しかし仕事についての質問などを送ってその返事が来るのが3日後だったりする場合はそのクライアントは危険だと判断していいと思います。そのクライアントは仕事ができない人である可能性が高いですし、仕事に集中できないような状況の可能性も高いからです。仕事のできる人はリアクションも早いので一緒に仕事をしてストレスがたまりませんし、無駄な時間を使わなくて済みます。一方でこのように返事が滞るクライアントとはまともに仕事ができる可能性が低いと思います。

納品の期日が厳しすぎる

次に無茶なスケジュールを組んでくるクライアントにも注意をしましょう。普通にシステム構築をするためにかかる期間が1か月かかるような仕事を1週間で仕上げてくれというようなクライアントもトラブルを起こしやすい危険なクライアントです。無理なスケジュールでは良い仕事をできる可能性も低くなりますし、仕事の受注者がプライベートも犠牲にして仕事をすることを当たり前だと思っている可能性もあります。仕事相手を大切にできないクライアントは先行きがなく、ビジネスパートナーとしては失格です。早々に縁を切ることをお勧めします。

報酬を安くすることばかり考えている

最後に注意したいのが報酬を下げる事ばかり考えているクライアントです。適正な報酬をはじめから提示してくれない時点で仕事を受注するかどうか考え直したほうが良いですが、仕事を進めている途中にも報酬のダンピングについて話してきたりするクライアントとはまともに仕事ができません。そのクライアントにとっては仕事が納品できさえすればよくて、品質には興味がない可能性が高いからです。そのようなクライアントはその先優良案件を発注してくれる可能性はほとんどありませんので早めに見限ったほうがよいでしょう。