請負?業務委託?契約締結時は慎重に確認を!

業務委託契約相談所

業務委託契約は慎重に

働き方が多様化し、フリーランスで活躍する人が増えています。それはとても良いことだと思いますが、フリーランスという選択肢を選んだ以上、自分の身を守るすべを身につける必要があります。そのすべのひとつが、契約です。特にエンジニアの方は「業務委託契約書」を締結する機会が多いと思います。私自身もフリーエンジニアでしたので気持ちがよくわかるのですが、フリーランスは仕事を取ることに必死で、つい確認もそこそこに契約を締結してしまうことがあります。しかしそれがトラブルにつながる要因です。業務委託契約を締結する際の注意点などを紹介します。

  • 重要なのは契約内容の明確化

    重要なのは契約内容の明確化

    一般的に仕事をする時によく使用される「業務委託契約書」とは法律的は存在しない契約書です。民法で定められている13種類の典型契約に含まれていないものです。取引先が自由に作成している契約書だといえ、「委任」「請負」を中心とした多種多様な内容が記載されています。自由でルールがないからこそ、契約を結ぶ際はきちんと慎重に内容を読み込んで把握する必要があります。わからない部分は質問をして契約内容の明確化を心がけるようにしましょう。

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  • 契約書はこう読む

    契約書はこう読む

    業務委託契約書の読み方として最初に気を付けたいのが、この契約は「委任契約」なのか「請負契約」なのかを判断することです。ここは慎重に読み込んでいきましょう。委任契約と請負契約は大きく違います。極端に言えば頑張れば失敗しても許されるのが委任契約で、いい加減に仕事をしても結果いいものを作ればOKなのが請負契約です。どちらもよい面があり、悪い面がありますが、きちんと契約書を読んだ時点でどちらの契約なのかを理解しておかないと思わぬトラブルに発展する可能性がありますので気を付けてください。

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  • 損をしない契約書の作り方

    損をしない契約書の作り方

    業務委託契約書で損をしない作り方を知っておきましょう。基本は契約前の仕事の発注者と受注者の話し合いになります。「委託契約」か「請負契約」かの確認はもちろん、「仕様の確認」や「納期の確認」「報酬の確認」「契約期間の確認」など話し合うことはたくさんあります。一つ一つの話し合いを慎重に進めて損をしないように気を配りましょう。また「応用自在!契約書作成のテクニック」などの参考書を読むとさらに契約書作りで失敗が少なくなるでしょう。

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  • 契約でよくあるトラブル

    契約でよくあるトラブル

    業務委託契約を巡って様々なトラブルがあります。悪意を持って契約書を作り、仕事を受ける側だけが不利になるような不公平な契約を結ばせようとする業者もいますので慎重に契約書を読むようにしてください。また「偽装請負問題」というトラブルも多発しています。正社員で働いている人に本当の事を理解しないままに請負契約を結ばせて、社会保険などの権利だけを失わせるといった悪質なケースです。フリーランスで働いている人にも請負契約なのに仕事の仕方を強制する業者がいますので注意が必要です。

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  • トラブルに合わない契約の流れ

    トラブルに合わない契約の流れ

    業務委託契約を結ぶときになるべくトラブルが起きないように契約の流れを押さえておきましょう。まずは契約書を慎重に読み「委託契約」なのか「請負契約」なのかを判断します。この判断を間違えるとトラブルが起こりやすくなりますので気をつけましょう。また仕様についてもきちんと話し合っておきましょう。納品したものが取引先の仕様と違っていた場合はトラブルが起こりやすくなります。その他秘密保持について報酬についてなど契約前にチェックすることはたくさんありますので一つ一つの作業を手を抜かずに行いましょう。

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