フリーランスになったばかりで、仕事をもらえた時は本当にうれしいものです。クライアントから業務委託契約を締結しましょうと言われた時は戸惑いますよね。慎重に確認しなきゃいけないとは思うものの、何を確認すればいいのかもよくわからないという方がほとんどかと思います。業務委託契約を締結することになったら、最低でも押さえておきたいポイントを解説します。契約書は読みづらいものですが、落ち着いて読めば書いてある内容はわかると思いますので、しっかりと中身を確認しましょう。そもそも信頼できない相手とは契約を締結しないことが前提です。
フリーランスなら必ず知っておいてほしい法律知識のひとつが、「業務委託契約」という定義は法律上存在しないということです。では今まで締結してきた業務委託契約は無効なの?と慌てる人もいるかもしれませんが、そういう意味ではありません。法律上に定義は存在しなくても、締結した契約は有効です。ここで重要になるのが、契約書の中身です。業務委託契約書は、多くの場合、法律用語で言うところの「委任」もしくは「請負」にあたる契約となっています。
契約締結によるトラブルを防ぐための最大のポイントは、「信頼できない相手とは契約を結ばないこと」です。フリーランスはちょっとしたトラブルが死活問題につながります。危ないなと思うクライアントとは付き合わないことです。では、どんなクライアントが危ないのか?それを見分けるポイントを紹介します。信頼関係の築けない相手と取引をしても、いいことはありません。どんなに仕事がない時でも流されない強い意志を持ち、自分の身を守りましょう。
業務委託契約、請負契約など、契約にも様々なものがありますが、いかなる契約であってもトラブルに合わないために知っておきたい「契約の流れ」があります。形式上のものですからなどと言われると、つい「まぁ、いいか」と流してしまいそうなこともありますが、その一瞬のスキが後のトラブルにつながります。どんな契約であっても、法律的な効力が発生するという認識を持ち、細心の注意を払うことが大切です。締結後になってトラブルが起きてから後悔しても、「後の祭」です。